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ハウス設計からのお知らせ

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家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑮ ~階段~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その15) ~階段~

今回は間取り上、大きくプランニングに影響を与える階段について考えます。

1 位置について
  生活スタイルや玄関の位置などを考慮して計画します。
 (1)玄関ホールに設ける場合
     メリット:吹き抜けなどを利用することで玄関を広く見せられる。
     デメリット:お客さんの動線と2階の家族動線が重なってしまう。
 (2)廊下に設ける場合
     メリット:お客さんの動線と2階の家族動線が重ならない。
 (3)リビングなどに設ける場合
     メリット:家族の行動が把握でき、吹き抜けなどを利用することで常に家族の気配を感じることができる。
     デメリット:部屋としての落ち着きに劣る。
          階段が煙突状になることで熱などが上階に逃げてしまう。

2 構造について
  安全性を確保するために、蹴上げの高さと踏面の幅、手摺の高さ、階段の幅など建築基準法上の決まりがあります。そのことを踏まえて、床仕上げを滑らない材料にしたり、明るさを保ったりすることが大切です。
    建築基準法:蹴上げ230㎜以下、踏面150㎜以上
    階段幅:一般的には廊下と同じ       
    階段長さ:1.5~2間

3 種類について
 (1)直階段:一方向に直線的に上がる階段
    ・面積は少なくてすむが、一方向に限定されるため間取りに制約を受ける。
 (2)折り返し階段:途中に踊り場を設け、U型に方向を変えて上がる階段
    ・踊り場の分だけ面積が多く必要だが、安全性が高い。
 (3)曲がり階段:途中で踊り場を設けて角度を変える階段
    ・1階の上がり口と2階の下がり口の方向を変えることができる。
 (4)回り階段(らせん階段):中心に柱を立て、そこから片持ち式に梁を出して踏み板を支えた階段
    ・デザイン性に富み、面積は少なくてすむが、昇降がしづらい。

4 デザインについて
 (1)箱型階段:踏板の下に蹴込み板を設けるタイプ
 (2)オープン型階段:踏板の下に蹴込み板を設けないオープンなタイプ

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑮ ~階段~2018年05月25日【106】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑭ ~玄関 ~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その14)
          ~ 玄 関 ~

 玄関は、家族にとっては外と内との区切りをつける場所であり、来客にとっては第一印象を与える場になるので、それに相応しい計画をしなければならない。玄関の機能としては、出入り口としての機能、防犯機能、接客機能、収納機能等がある。

1 基本事項
 (1)位置:道路や車庫との関係を考慮し、外には庇付きのポーチを設ける。
(2)広さ:2畳以上(できれば玄関土間と玄関ホールの奥行きは0.75間)
       シューズインクローゼットを設ける場合は4.5畳以上
 (3)設備等:靴箱、傘立て、コートやスポーツ用品の収納棚、ベビーカー置き場、ベンチ、シューズインクローゼット

2 計画のポイント
 (1)簡単な接客ができる工夫
    ・ちょっと広めの土間風にして、腰掛けられるスペースをつくると便利である。
     また、それは靴を履く時の腰掛け代わりになる。
 (2)シューズインクローゼット(SIC)  
    ・シューズインクローゼットがあると靴や傘だけでなく、レジャー用品、スポーツ用品、ベビーカーなどを収納するのに便利である。
    ・玄関からシューズインクローゼットの中が見えないようにしたい。
    ・シューズインクローゼットからそのまま玄関ホールやリビングなどに行けると便利である。
 (3)面積節約のためリビング等と繋げる場合
  ・玄関から室内が見えないようにする。
※その方法:① 家具や簡単な間仕切りで視線を防ぐ。
   ② 玄関扉の角度を工夫する。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑭ ~玄関 ~2018年05月10日【105】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑬ ~寝室 ~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その13)
           ~ 主寝室 ~

1 形式
 (1)和室  布団の上げ下ろしはあるが、他の用途にも使える利点がある。
        寝具の収納スペースの確保と布団の上げ下ろしが楽にできるような押入を設ける。
 (2)洋室 ベットは寝起きの動作が楽である。
        ベットメイキングのため、まわりに50㎝のスペースを確保する。
ベッドの他、衣装戸棚、化粧台、いす、ナイトテーブル等が必要。

2 寝室としての共通ポイント
 (1)静かに就寝できるようになるべく道路から離すか、塀などで遮音する。
 (2)夏、自然通風で寝る場合は風通しの工夫をし、重ねて防犯のことも考慮する。
 (3)遮光カーテンや照明器具の工夫で快適に睡眠できるようにする。

3 主寝室
(1)基本事項
     位置:書斎、浴室、便所との関連を深める。
     方位:南、南東、東  
     広さ:洋室であれば8畳以上、和室であれば6畳以上
     付属家具:タンス、TV、化粧台、洋室はベッド・サイドテーブル
     付属施設:ウォークインクローゼット、クローゼット、和室なら押入、納戸、トイレ、シャワーブース
 (2)プライバシー対策
    子供室や水回りと隣接することも多いが、その場合、部屋の間を押入やクローゼットなどの収納空間にして緩衝地帯にする。
 (3)プラスアルファの機能
    書きもの、読書、TVなど、くつろぐことができるようにする。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑬ ~寝室 ~2018年01月28日【104】

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