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ハウス設計からのお知らせ

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家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑪ ~キッチン ~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その11)

   ~ キッチン ~

キッチンは調理や片づけの場であるとともに、家事の中心となる空間ですので衛生的で能率的な作業空間でなければなりません。従来は北側に配置することが多かったですが、家族のコミュニケーションスペースとしての機能を持つようになったこともあり、家族のライフスタイルを考え、自由な発想で、わが家流のキッチンをプランニングしたいものです。

 (1)基本事項 
    位置:生理・衛生空間とのつながりが重要である。
家事室、浴室、勝手口、サービスヤードとの関係を考慮する。
    方位:南・南東が望ましいが、他室との関係で東または北東になることが多い。
広さ:5畳以上
    設備等:流し台、調理台、レンジ、冷蔵庫、食器棚、食品庫、使用頻度の高い調味料や調理用具棚、炊飯器・ポット・電子レンジ・トースターなどが置ける棚、換気扇
その他:火気を扱うために通風、換気及び内装に注意する。
 (2)作業の流れ
作業の流れを考慮し、調理機器、冷蔵庫、収納棚を配置する。
 ① 調理の流れ: 準備  ⇒  洗浄 ⇒ 調理 ⇒ 煮炊き ⇒ 配膳
           (冷蔵庫)⇒(シンク)⇒(作業台)⇒(コンロ)⇒(配膳台)
   ② 後片づけの流れ: 膳をさげる ⇒ 取捨 ⇒ 洗浄 ⇒ 収納
  (作業台) (ゴミ箱) (シンク)(収納棚)
 (3)レイアウト
    Ⅰ型(直線型) ・狭いキッチンに対応でる。
            ・身体の向きは同じだが、横方向の動線が長くなる。
    Ⅱ型(平行型) ・2人で作業する場合は1mの幅が必要。
            ・振り返りは多くなるが、横方向の動線は短くなる。
    L型      ・狭いキッチンでも広い作業スペースが確保できる。
            ・コーナー部分の活用がポイント。
    U型      ・作業空間が中央にとれる合理的な配置になる。
            ・コーナー部分が2カ所になるし、他室とのつながりも1面。
            ・広いキッチンに適す。
    島型      ・周囲から複数の人が使用するのに便利。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス⑪ ~キッチン ~2017年06月04日【99】

家づくり 住宅設計 後悔しないための間取り作り ~不安や悩みから開放されるために~

楽しいはずの家づくりなのに、その途中で建てるのをやめたくなる思いをされている方も多いと思います。
考えられる最大の理由としては、設計者の方と納得いくまで話し合えないことがあると思われます。
専門的なことが分からずに設計者の方の言う通りに進んでしまうとか、何回も打ち合わせをお願いすると印象を悪くするのではないかと遠慮してしまうとか、要望については聞いてもらえるがプロとしての提案はないとかです。
取り分け一番悩ましいのは、スケジュールが優先して納得しないまま流されてしまうことではないでしょうか。

そのような方々が藁にもすがる思いで、インターネットでハウス設計を探し当てて依頼して頂いています。
藁にもすがる思いと言っても、「ハウス設計」についてはネットの情報しか分かりませんので大変不安であろうと思います。
「他のサイトと比べて安価である」とは言っても、送って頂く資料は個人情報でもありますので、依頼するには勇気が必要だろうと思っています。
また、安いが故に逆に心配という方もいらっしゃることでしょう。
ですから、安心して「ハウス設計」に依頼して頂くために、ホームページに私の経歴や新聞記事に掲載されたこと、あるいは経営理念やお客様の感想をなどを載せています。
そのせいか有り難いことに、全国の方から多くの依頼を頂いています。
依頼して頂いた方からは「料金が安い上に内容がとても充実していた。」とか「もやもやから解放され救われた思いでした。」とお礼の言葉を頂いています。
これからも「ハウス設計」の経営方針である、施主の立場に立ちセカンドオピニオン的なサポートに努め、間取りを通して満足度の高い家づくりをサポートしていきたいと思っています。

家づくり 住宅設計 後悔しないための間取り作り ~不安や悩みから開放されるために~2017年05月31日【98】

木造住宅の耐震 ~熊本地震に学ぶ~

熊本地震から1年ということで、今日(2017年4月14日)の宮崎日日新聞に、木造建築研究の第一人者、坂本功東大名誉教授の記事が載っていましたので紹介します。
その記事によると、「余力」が建物の倒壊を防ぐとのことでした。
たとえ基準通り、柱脚を十分接合し、耐力壁が必要量を満たしていても、そのほかの余力がなければ、倒壊してもおかしくないと言うのです。
熊本地震で一番強く揺れた所でも、倒壊を免れた住宅があったのは、その余力のおかげと考えられるとのことです。
その余力とは何でしょう。
それは、工夫次第で生まれるようです。
その工夫とは、次のようなことだそうです。
1 間取りをできるだけシンプルにする。
2 軸組み(柱や梁で造る骨組み)をしっかりさせる。
3 壁(耐力壁や内外外装材)を十分に設ける。
4 あまり広い部屋は造らない。
5 窓も大きくしない。
6 2階建ての場合、大きな吹き抜けは造らない。
7 2階の四隅にある柱の下に、必ず1階の柱を設ける。

これらのことを、弊社の間取り診断や間取りの設計にも生かして、これからも安全で快適な家づくりに努めていきたいと思います。

木造住宅の耐震 ~熊本地震に学ぶ~2017年04月14日【97】

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