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家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス① ~ 間取りは外構計画といっしょに考える ~

家づくりの要である住宅設計を考えてみよう(その1)

     ~ 外構計画 ~

間取り診断に送られてくる図面のほとんどには詳しい外構計画図がありません。建物が建つ位置を示すくらいの図はあるのですが、アプローチや庭を示す外構計画図まで詳しく描いてあるのは以外と少ないです。家の間取りは道路との関係で大きく変わるし、外構計画は家のイメージにも大きく影響を与えるものです。極端に言えば、樹木一本で家のイメージは大きく変わります。外構には庭、門、塀、生け垣、ポスト、インターホン、駐車スペースそして植栽などいろいろあります。予算のことのありますので、計画したものを建物と同時に施工しなくても、計画だけはしておきましょう。

外構計画のポイント
まずは駐車スペースを決めることです。来客用を含めて何台駐められるようにするかを決めましょう。駐車台数と敷地の関係で庭をあきらめることも考えられます。駐車スペースが決まればおおよその玄関の位置も決まります。自転車やバイクの置き場も忘れてはなりません。
次に、庭の計画です。庭には主庭、前庭、テラス、坪庭、サービスヤード(キッチンや勝手口のそばに設けられ、洗濯や物干し・ゴミの一時的な置き場、その他の屋外における家事をするところ)等があります。庭の種類によっては道路からの視線防止を植栽や塀等で工夫しなければなりません。サービスヤードの計画は外構計画の善し悪しを左右するポイントにもなります。
そして、アプローチや門塀の計画です。アプローチは、公私の行動の区切りの場であるし、客や外の道を行く人に対しては、わが家らしさをさりげなく伝えるメッセージ的な役割を担う場です。そのために、門から玄関までのアプローチを長くとることによって雰囲気をつくったり、角度を変えたり、土間の仕上げ材を変えたり、緩やかなレベル差をつけたりして、奥行きある空間を演出するようにします。植栽も積極的に活用すると良いでしょう。
外構の形式には下記の3つの形式があります。門扉や塀などは設けないタイプのオープン型の場合にも簡単な門柱は設けたいものです。門柱があることで外観形成上のアクセントにもなるし、防犯にも役立ちます。塀を設けない場合も、段差をつけるとか、地面の仕上げを変えるとか、植栽することで区切りはつけたいものです。 

※1 駐車スペースの広さ  2.5~3m×5~5.5m(平行駐車の場合は7~8m)
自動車の大きさ   普通乗用車 1700×4500   軽自動車 1500×3400
※2 外構の形式
  ①オープン型  
    門扉や塀などは設けないタイプで、比較的小規模な敷地に向いている。
    植栽を上手く利用しアプローチへの誘導や視線を遮る等の工夫をすることが大切である。
  ②セミオープン型  
    オープン型とクローズド型のそれぞれの特長を取り入れたもの。
  ③クローズド型  
    門扉や塀などで敷地を囲うタイプで、一般に敷地に余裕があるところに採用されている形式。街に対しては閉鎖的な印象を与える。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 相談・コンサルティング・アドバイス① ~ 間取りは外構計画といっしょに考える ~2015年04月28日【75】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(11) ~ 間取り上の、アレルギー性鼻炎対策と降灰対策は? ~

花粉あるいは降灰のために、窓が開けられない、洗濯物も干せない、ということを良くお聞きします。その対策としては、窓を閉め切った状態でも心地よく健康的に過ごせ、室内干しができる住宅環境をつくることが大切です。具体的には、建物の断熱・気密性能を高めるとともに、住宅のトータル的な空調システムを考えることです。

Q21 < 間取り上の、アレルギー性鼻炎対策は? >
Answer
① 花粉の季節以外は、風通しを良くすること。
   ・気密性が高く、湿度も高くなるとカビや細菌が繁殖しやすくなるので、風通しを良くすること。
② 花粉対策
   ・この時期に窓を開けない。(窓の気密性)
   ・室内干し。
③ 予防法
   ・こまめに掃除がしやすいように収納スペースを確保することと、室内干し場の確保が大事。

Q22 < 間取り上の、降灰対策は? >
① 家屋内への侵入を防ぐ
   ・窓の気密性を高めることとインナーバルコニーなどで入りにくくする。
② 雨で流れやすくする
   ・屋根材料や屋根勾配そして樋に灰が溜まりにくくする。
③ 除去作業を容易にする
   ・灰を除去し易い屋根、樋、側溝の納まりとしたり、窓に付着しないような構造にする。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(11) ~ 間取り上の、アレルギー性鼻炎対策と降灰対策は? ~2015年04月07日【74】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(10) ~ ウォークインクローゼット・納戸について ~

Q19 < ウォークインクローゼットを設ける場合の留意点は? >
Answer
ウォークインクローゼット(WIC)とは、人がその中に入って収納の出し入れができる程度の広さのある収納スペースです。納戸(なんど)は、普段使用しない衣類や家具・調度品などの収納スペースですが、ウォークインクローゼットは服の収納が目的です。タンスを置くのであればどれが置けるのか、造り付け棚等にするのであれば何をどのように収納するのかを考えておきたいものです。
 ☆長所~部屋がすっきり、身支度がしやすい。
 ☆短所~人が中に入る分、スペースが広く必要になる。
 ☆位置~寝室に付属しているのが多い。家族用のウォークインクローゼットは洗面脱衣室の近くに配置することが多い。
☆ウォークスルータイプは、他のエリアと両方から使えたり、動線が良くなったりするのが魅力。
 ☆服の幅は60㎝、人の通るところは60㎝以上。
 ☆洋服収納の基本は、ハンガー掛けにする服とたたんで収める服の2種類が基本。

Q20 < 納戸の窓は必要か? >
Answer
夏季に熱気がこもらず、湿気を除去できる機械換気があれば不要だと思います。ただ、将来も納戸として使うことがはっきりしている場合のみです。将来、他の部屋にする可能性があるのであれば窓は設けていた方が良いと思います。
不要の理由
・ 窓の前に物が置けないのでスペースがもったいない。
・ 日差しにによる物の脱色・劣化。
・ 冬、窓に結露を起こす可能性がある。
・ コスト削減。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(10) ~ ウォークインクローゼット・納戸について ~2015年02月02日【73】

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