MENU

HOME > お知らせ

ハウス設計からのお知らせ

最近の記事

新年のご挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年中は、全国の皆様方から、間取り診断、間取りの設計等のご依頼を賜り、厚く御礼申し上げます。お蔭様で、皆様方の住宅プラン作りをいろいろな形でサポートすることができました。これもひとえに皆様方のご高配の賜物と感謝しております。
本年も、皆様方のお役に立てるよう専心する所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
平成二十七年 元旦
ハウス設計 代表 枦元博文

新年のご挨拶2015年01月04日【72】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(9) ~ 日当たりと採光 ~

Q16 <明るい部屋にするためには?>
Answer
採光とは、昼光(直射日光による直射光と太陽の光が空中に拡散した天空光がある)によって必要な明るさを得ることを言います。採光の特徴は、太陽を光源としているので、時刻や天候で明るさが変化し、また、季節によって可照時間が大きく異なるなど一定しないところもありますが、住宅の居室はできるだけ照明に頼らず採光による明るさを確保したいものです。効率よく採光するための留意点を書いておきますので、参考にしてください。
・できるだけ大きな窓にする。
・部屋の奥は暗くなるので、できるだけ2方向からの採光にする。
・同じ面積の窓の場合、横長よりも縦長の窓の方が室の奥まで明るくなる。
・天窓(トップライト)は側窓の3倍明るくなる。
・高窓(高い位置にある窓)も天窓同様、室全体を明るくするには有効である。

Q17 <日当たりをよくするには?>
Answer
日当たりをよくするには、建物の向きや形、窓面積、地形、樹木(落葉樹など)など考慮して、夏は日照を遮り、冬は日照を取り入れるように計画することが大切です。
日照調整(サンコントロール)の方法を書いておきますので、参考にしてください。
・軒・ひさし・ルーバー・バルコニー
  ※ 軒・ひさしは夏の日差しは防いで、冬の日差しは取り入れるのに有効。ただし、西日には効果なし。西日を防ぐのに効果的なのは、縦型の格子やルーバー。
・熱線吸収ガラス
・カーテン・ブラインド
・オーニング(建物の外側に設置して、日差しを調節したり、雨をよけたりする機能をもつ可動式テント)

Q18 <南側の建物の影の長さは?>
Answer
日当たりが一番欲しい時期は太陽高度が最も低くなる冬至ですので、冬至の日当たりについて述べます。冬至の正午の太陽高度は30°強ですが、仮に30°とすると南側の建物の影は、南側の建物の高さの√3倍(1.73倍)になります。南側隣地の建物の北側部分の高さが6m(2階建て)であれば10.38m、建物の北側が1階建てであれば、その高さ3mの√3倍ですから5.19mになります。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(9) ~ 日当たりと採光 ~2014年12月01日【71】

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(8) ~ 小屋裏空間は2階建て? ~

Q15 <小屋裏空間は2階建て?>
Answer
小屋裏収納が2階建て住宅としてみなされる条件は下記のようなことです。この条件を満たせば“階とみなさず床面積に算入しない”ということになっています。
  ・面積は2階(直下階)の2分の1以下
  ・天井高さは最も高い場所で1.4m以下
  ・取り外しできるはしご(固定階段に関しては地域により判断が異なる場合がある)
小屋裏収納が2階建て住宅ではなく、3階建てになった場合には下記のようなことが必要になります。
  ・直通階段(各階から避難階または地上まで通じる階段)の設置
  ・非常用進入口(消防隊が進入出来るための窓)の設置
  ・排煙計算が必要
  ・構造計算が必要

 ウィキペディアによると、「屋根裏とは、屋根の裏側に当たる部分の空間、天井と屋根の間の空間のことである。小屋裏、天井裏とも言う。日本の住宅では昔から物置のスペースとして使われ、薄暗い空間をイメージさせるが、近代建築などでは窓から光を取り入れ書斎や子供部屋として使われていたりもする。また、水平の天井を張らずに小屋組みまで吹き抜けにし、上部に空間を設けたもの(ロフト等)も屋根裏の一種になる。」ということです。
 間取り計画をするときに収納スペースを多く設けたいとは思っていても、なかなか思うようにはそのスペースが確保されないものです。そんなとき小屋裏空間は一考の価値があると思います。これができるのも一戸建て住宅の良さでもあります。木造軸組工法の構造上、必ずできる小屋裏のスペースを、吹き抜けの一部にロフトを設けたり、閉鎖された小屋裏空間に収納式のはしごを付けるなどして有効に活用したいものです。ただ、常時出し入れするような収納には使えません。ひな人形や扇風機など季節物を収納するスペースとして使いたいものです。また、屋根の直下にもなりますので断熱と換気には十分注意してください。

家づくり 住まいづくり 住宅設計 間取り相談・コンサルティング Q&A(8) ~ 小屋裏空間は2階建て? ~2014年10月07日【70】

[1]    «    23  |  24  |  25  |  26  |  27    »    [40]

- 管理用 -

最近の記事

月別記事


このページの先頭に戻る