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家を建てる人へのアドバイス ~庭の設け方(1)~

家を建てる人へのアドバイス ~庭の設け方(1)~

1 外構計画について
  駐車スペースについては前回述べましたので、今回からは庭の設け方についてアドバイスします。庭には主庭、前庭、テラス、坪庭、サービスヤード(キッチンや勝手口のそばに設けられ、洗濯や物干し・ゴミの一時的な置き場、その他の屋外における家事をするところ)等があります。

2 庭の特徴について
  休日は周囲の目を気にせず、日当たりのいい庭で、家庭菜園をしたり、子どもが汚れることを気にせず遊んだり、家族でバーベキューを楽しんだりしたいものです。それができるのが一戸建て住宅の魅力でもあります。
 (1)庭があるメリット
   1)敷地にスペースができることで、日当たりや風通しが良くなる。
   2)ガーデニングや家庭菜園を楽しめる。
   3)子どもの遊び場になる
   4)ホームパーティーやBBQができる。
   5)ペットを放し飼いできる。
 (2)庭があるデメリット
   1)庭の手入れに手間がかかる。
   2)目隠しがないと外から見えやすい。
   3)土地が広い分高値になる。

3 庭の種類について
 (1)主庭(しゅてい)
    主となる庭です。通常は敷地の南側にリビング等に面して配置されます。庭には鑑賞のための庭と実用性のある庭があります。庭に出てくつろぐプライベートな空間であるため、生垣や塀等を目隠しが必要な場合もあります。
 (2)前庭(まえにわ)
    玄関まわりに配置された庭です。家のファサード(正面)を作る要素でもあり、門から玄関までのアプローチの雰囲気を作ります。
 (3)サービスヤード
洗濯や物干し・ゴミの一時的な置き場、その他の屋外における家事をするところで、キッチンや勝手口のそばに設けられます。
 (4)中庭(なかにわ)
    コの字型やロの字型の建物に囲まれた庭です。各部屋の採光と通風に有利になります。
 (5)裏庭(うらにわ)
    家の裏側に位置するサブ的な庭でバックヤードともいいます。物置などに使われます。
 (6)坪庭(つぼにわ)
    建物の壁や塀に囲まれた小規模の庭です。住宅の浴室から眺めるために設けるバスコートや、採光や通風のための光庭(こうてい)等があります。

家を建てる人へのアドバイス ~庭の設け方(1)~2020年11月14日【124】

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(3)~南側道路

南側道路の駐車スペース

間取りの計画は、敷地の計画から始めるべきだろうと思います。
駐車スペースをどこにして、アプローチや玄関をどうするかなどです。
そこで、今回は南側道路の駐車スペースの例を紹介します。

※駐車スペース 幅  助手席側300㎜+車幅+運転席側700㎜
        奥行 車の前300㎜+車長+車の後300㎜

1 南側道路の特徴
  ・前面が空いているので日当たりはいい。
・建物の外観を強調できる。
・道路と建物が遠くなり、静かである。
  ・アプローチを南側道路からとることで、庭がアプローチ により分断されることもある。
・道路から庭や室内が見える。
  ・間口の狭い土地だと1つしか南側に部屋が取れない場合もある。
  ・南の庭を駐車スペースにとられる。
・坪単価が高い

2 プランニング上のポイント
  プランニング上のポイントは南側道路の特徴を踏まえてプランニングすることだと思います。特にデメリット対策です。例えば、道路から庭や室内が見えないようにすることです。そのためにも、アプローチを含め、玄関の位置、駐車スペースの位置などを工夫したいものです。もし、敷地が狭く庭が広く取れないとか、道路からの視線防止ができないようであれば、逆転プラン等を考えることで対応したいのもです。あるいは、南面に玄関を配置する関係でLDKが縦長になる場合には、吹き抜け等で日当たりや明るさを確保することも考えたいものです。

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(3)~南側道路2020年10月08日【123】

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(2)~北側道路

北側道路の駐車スペース

間取りの計画は、敷地の計画から始めるべきだろうと思います。
駐車スペースをどこにして、アプローチや玄関をどうするかなどです。
そこで、今回は北側道路の駐車スペースの例を紹介します。

※駐車スペース 幅  助手席側300㎜+車幅+運転席側700㎜
        奥行 車の前300㎜+車長+車の後300㎜

1 北側道路の特徴
  ・南側にプライベートな庭が広くとれる。
  ・玄関は北側になるので、居室(長時間継続する部屋)を南側に配置しやすい。
  ・勝手口を道路近くにとりやすい。
  ・北側斜線が緩やかになる。
  ・敷地が狭く庭が広く取れない場合、南側の隣家の影響を受けやすい。
  
2 プランニング上のポイント
  プランニング上のポイントは北側道路の特徴を踏まえてプランニングすることです。即ち、玄関等を北側に配置し、日当たりの良い南側にLDKや寝室等の居室を配置することです。その結果、道路からの視線や音を気にすることがないプライベートな居室を確保できます。もし、敷地が狭く庭が広く取れないとか、南側の隣家が気になるようであれば、逆転プラン等を考えることで対応したいものです。

家を建てる人へのアドバイス ~駐車スペースの設け方(2)~北側道路2020年08月13日【122】

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